「酒が美味しい理由」 
米どころ山形を代表する置賜地方の美味しい米は、最上川の源流清水に育まれた良質の土壌から生産されています。その米を原料に、奥羽山系の伏流水を使い醸される置賜の酒は、東北を代表するお酒として飲みつづけられました。
その後、会津、湯沢が加わり、三大銘醸地として知られるようになりました。寒く長い厳しい冬を逆手にとった低温長期醗酵による醸造法は米のうまみを引き出し、さらに杜氏の伝統に磨かれた技術とカンが相まって、馥郁たる美酒が生まれます。
また、酒造好適米を磨きに磨いて、手間を惜しまずじっくりと醸される吟醸酒の芳醇な香りとまろやかさはまさに日本酒の傑作。酒造りに情熱をかける蔵元から醸しだされる地酒を心ゆくまで楽しみたいものです。
「良いワインは良いぶどうから」と言われるように、ワインの出来の良し悪しは、原料ぶどうの良し悪しにかかっています。
山形はぶどうの生産量が全国2位で、高い品質を誇ります。ここ置賜は、盆地特有の激しい寒暖の差がぶどうの糖度を増す働きをし、水はけの良い土壌、冬の乾燥、春から夏へ乾燥高温の日が続き、日照時間も長く、良質の葡萄栽培には最適の地です。
山の斜面にぶどう畑が広がる南陽市や高畠町では、各ワイナリーから個性豊かなワインが生まれています。また、米沢では、フランスから移入したぶどうの木を、自家農園で本場と同じ垣根づくりの栽培方法で収穫し、最良の環境で熟成させた香り高い一級品がつくりだされています。